カジュアル心理学web版
前ページに取り上げた犬オブジェには、造形の3要素といわれている<色、形、材質感>がうまく取り込まれています。粘土で作られてはいますが、元の実物の犬の毛並みの触感がイメージでき、それぞれが違う<材質感>として認識できるはずです。<色>については色彩療法など、色相が感情に及ぼす影響が研究されています。<形>も、ものの知覚の要因、構図、奥行き、バランス、歪み、シンメトリーなど、心理学としても細分化され多くの学説が発表されています。<材質感>は、幼児の頃の口唇期において触覚がコミニュケーション手段だったことから、大人になっても<つい触ってみたくなる>という心理的メカニズムが働くとされています。 |
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