ビジュアル要素2択比較による心理バランス自己分析法

解説


*<自分が選んだ理由を考える>という、なんでもない単純な行為ですが、これを日頃から意識して行っていることで、<自分の好きなこと>がはっきりしていきます。さらには、<自分の心理特性>を自己分析できるようになっていくのです。
*たとえば、わかりやすいところでは、「カバンの角が丸くなってるのはキライ、角張ったほうがいい。これって、片づけ好きできっちりした性格だからかな?」というようなことからで十分なのです。 *さらにこの方法が、自己分析以外に心理的によい効果をもたらすのは、心のバランスを取っていけるようになること。
*ふたつのものの比較検討によって、<ここはAがいいけど、やっぱりBのこの部分がもっと好きだから、Bがいいな>というように、バランスを取って大局観でものを見るクセがついていくのです。 *結果、対人関係や、困難に直面した時の、落ち着き、かつ前向きな対処法が自然と身についていくというわけです。
*この、似て非なるものを二者択一させ、その共通点、相違点を認識させていく、ビジュアル要素二択比較による心理バランス自己分析法は、石黒謙吾が編み出したオリジナルの手法です。
*人は、ありとあらゆる局面で、様々な選択を迫られます。膨大な選択肢であったり、複雑に絡みあった構造だったりのことも多いわけですが、それらあらゆる“決定”も、小さな二者択一の積み重ねから成り立っています。
*すべての選択を<0か1か>と進むデジタルの思考と、根本は同じ原理です。
*なお、この結果自体は、同じ人が日をおいて行うと、違う結果になることもありますが、これは当然のこと。性格的変化もあるでしょうし、その日の気分で、ということもあるでしょう。楽しい時と落ち込んでいる時で同じじゃないのは当たり前と覚えておいてください。
【二者択一について】
*人は、育ってきた家庭環境、教育環境、友人関係、親の趣味趣向など様々な要因によって、後天的にパーソナルな<カラー>ができあがっていきます。
*遺伝子により受け継がれた先天的な内面性に、日常のできごとの積み重ねが加わって、それは無限のバリエーションに分かれていく。
*小さい頃に遊んだ玩具、得意だった科目、好きになった歌、キライになった食べ物、衝撃的なできごと、恋愛での心の揺れ……。
*そして、そのカラーは、<好き・嫌い>という表れ方で、 はっきり自己表現されます。
*さらに、二者択一という、絶対にどちらかを選択するというシンプルな決定形式は、その繰り返しによって、複雑に絡みあう志向を最大限にピックアップする手段として大変有効です。
*そこで、二者択一を何度か繰り返すチャートと、分類法というジャンルをミックスさせた診断法が、<カジュアル心理学的チャート診断法>と呼ばれ、徐々に認知度が高まっています。


戻る


 コンテンツに戻るときはブラウザの戻るボタンでどうぞ 
  TOP  宣言  プロフィール  ネタ一覧  BООK  web版  掲示板