『最後のパートナー』 〜盲導犬を引退した犬たち
西田 章・写真 西田深雪・文 石黒謙吾・構成/幻冬舎
役目を終えた盲導犬を待っていたのは、
あたたかい人間の家族でした。
書評メルマガ「Webook」に紹介された文面は
こちら
文庫版
06年6月10日発売
価格 480円(税込)
文庫・180P
クリックすると
中がご覧いただけます
04年4月25日発売
1300円(税別)
P144(カラー32P)
こちらで買えます
bk1
amazon
文庫版はこちら
bk1
amazon
<関連LINK>
西田さんのサイト
関西盲導犬協会
全日本盲導犬使用者の会
盲導犬を引退した犬の余生。
それを看取るボランティアの人生。
過去3頭を看取り、現在1頭を預かる岡山県在住の西田さん夫妻が、
46点(カラー17点、モノクロ29点)の写真と詩と文章で、
引退犬たちとくらした13年間をつづりました。
夫・章さんが撮った犬の表情には、やすらぎの表情が見てとれ、
妻・深雪さんがやさしく犬に微笑みかける姿が印象的です。
そして、深雪さんが書いた詩と文章から、盲導犬に携わる人々の
あたたかさがしみわたってきます。
小さな募集記事をきっかけに、西田さん夫妻は、引退犬との生活を始めました。
盲導犬は、生まれてから盲導犬使用者のもとで役目を終えるまでに、
多くの人々と触れ合いながら歳を重ね、最後にたどりつくのが、
引退犬ボランティア(看取りの親)のもと。
すっかり体力の衰えた犬。
せめてあたたかく看取ってあげたいと思う、人のやさしい気持ち。
犬を預かるとひとことでいっても、おしめを替えたり、介助ベルトを使って
足元のおぼつかない犬の歩行を助けたり、痴呆による深夜の徘徊を心配して
添い寝したりと、その苦労は人間の老人介護となんら変わるところはありません。
そして、人の数倍の速さで歳をとる犬たちとの別れは、
かなしいほど速くやってくるのです。
今、あなたは何も語らず眠る
ゆっくりお休みなさい
私たちがあなたの最後の家族
(本文より)
引退犬ボランティアの存在はあまり知られてはいませんが、
西田さんご夫妻の、あたたかい気持ちをお届けします。
*本書の売り上げの一部は、
盲導犬の育成及び盲導犬使用者の支援のために使われます。
<「EYEマーク」がついています>
この本をそのまま読むことが困難な方のために、
営利目的以外でテープ訳、格段写本などに変換していただくことは自由です
製作後には著作権者または出版社までご報告ください。
写真:
文:
構成・編集:
カバーデザイン:
本文デザイン:
編集・制作:
制作:
協力:
西田 章
西田深雪
石黒謙吾
川上成夫
太田 穣
福島広司、鈴木恵美(幻冬舎)
(有)ブルー・オレンジ・スタジアム
(財)関西盲導犬協会
全日本盲導犬使用者の会