<大変だと思いますががんばってください>から<すぐできますから大丈夫ッスよ!>へ
昨夕、僕の著書を3冊作って頂いた編集者で、某大手版元を退職された方と会う。
先週、タイトルありきの企画を思いついたのだが、
その瞬間、この方が書くのがいい! とひらめきすぐメール。
先にタイトルと帯と構成などをまとめてファイルを送っておいたら「早い!」
と、最初尻込みしていたがノセてそそのかす(そういう仕事ですからw)。
結果、来年の春から秋目標で、1年計画でスタート切ることに。
退職され、
今度は、著者と編集者の立場が入れ替わって打ち合わせするという不思議な感覚。
これは恩返しっぽい感情もあるが、それよりなによりやはり本を残したい人に、
時間に余裕出たら書く側になってももらいたいから。
<編集者としてはともかく著者としては初心者ですから>と不安げ、そこで……。
以前は、編集者側の時には著者に対して
<大変だと思いますががんばってください>と言ってましたが、
そんなに重荷に思わせてもメリットゼロと著者の立場から気付き、
ここ数年は<すぐできますから大丈夫ッスよ!>というようにしています。
実際、少なく見積もっても1時間で1P、1日で10Pは書けるはずで、
ということは、集中できる日を20日作れば200Pです。
どうですか、チョロいでしょう!? と伝えると、
<たしかに!>と、すーっと気がラクになるのが顔色でわかります。
長く編集者やってきて、本作りの苦労を知り尽くしてる方にこそこう伝えたいです。