草野球チーム「星涼」創設への宣言文
<星涼 創設への宣言文>
石黒謙吾 2015/12/22
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草野球仲間のみなさま、こんにちは。石黒謙吾です。
このたび、新たに立ち上げる草野球チーム「星涼」への参加、
20人の立ち上げメンバーが揃いました。ありがとうございます!
いままで一緒にプレーしてきた方、知っていても野球はご一緒してない方、
挨拶程度で、これからこのチームで楽しんでいく方と様々ですが、
2016年3月1週目始動で、これから末永く、よろしくお願いします。
本日、12月22日夕方には、下北沢「ベースボールマリオ」
にユニフォー発注用打合せに行くにあたり、
チーム発足への僕の気持ち、考え、理念を込めた宣言文を、
チームを共にする仲間へのメッセージとして送らせて頂きます。
かなり長くなりますが、まず全文読んで頂きますよう
これについては、しっかりとで、よろしくお願いします。
年が明けて2016年2月に、僕は55歳になります。
来季は、18歳上京と同時に始めた草野球生活も38シーズン目に。
僕個人としては、ここを草野球生活最後を締めくくる場とし、
広い見地からの「草野球の理想郷」にしたいと思っています。
選手としては、70歳までとしてあと15年、
監督としても、80歳までならあと25年、
忌の際に、<いい草野球人生だった>と思えるチームに骨を埋めたい。
それは「強い」ではなく「楽しい」チームということ、つまり、
実力とは別の、「毎回行きたくなる」チームと言うことです。
もちろん、毎試合「勝つ」ことを目指します。
しかし、そこだけ追求していくことで起こる、
参加者全員のさまざまなストレスを排するのが
「星涼」を運営していうえで最大のモットーとします。
みんなが試合に出て、みんなで役割分担し、全員で運営しプレーする。
運営面では「誰かが運営してくれてて、グランドに行けば楽しいな」
という“お客さま発想”の人が1人もいないチームに。
一方プレーでは、「どうせ行ってもあまり出られない」とか
「ヘタだから気後れして」ということを誰も考えなくていいように。
まずはこの2点が、<内部的な>理念です。
そして<対外的な>理念の最大は、
「とにかくマナーが素晴らしい」と対戦した相手、
そして、審判さんに思ってもらえること。
相手にも気持ちよくなってもらう、審判にもまったく同じに。
これが、<一流の草野球チーム>のプライドだと考えます。
さまざまなスポーツの日本代表チームが、
国際大会に出て、全世界からそこを評価されるように。
そのために、決めたことはこれです。
<リーグ戦、トーナメント戦には参加せず、練習試合のみで>。
勝つことをマストにすれば、平等に出ることは難しい。
最初はそうしないつもりでも、だんだん、どうしてもそうなっていくのは
今までさまざまなチームを見てきて感じます。
もちろん、優勝、順位、上位大会出場、クラスアップなど<目標>が
励みになることはわかっています。
しかし、試合中はたとえ練習試合であっても
<全力で勝ちにいく>ことしか頭にないのが、野球人の本能だろうし、
そういう仲間と、<ピリッとした>野球がしたいのです。
そして、練習試合であろうがなかろうが、
そして出た試合で自分やチームの結果はどうであれ、
全員が次の試合に向けて
「自分もチームも1ミリでも向上するためにできること」
を追求していく、そんな草野球人の集団にしたいのです。
<いまはヘタで来週もヘタだけど、考え工夫し、1%でも上手くなれればいい>
そう考えています。
よくある、<○○大会優勝>という目標を掲げない分、
自主的に<個もチームも向上している>と実感できる集団になれれば
自ずと<心から野球が楽しい>と感じるチームができあがるでしょう。
運営、プレーとも、全員がなすべきことは
詳しくは追ってお伝えしていきます。
時間や手間がかかることもありますが
それは全員が同じことなので、意識高く向かいましょう。
チームワークとはここから芽生えるものですね。
僕は、理想のチームを求めて、1998年に、
38歳と草野球選手として脂が乗り切っている頃、自分のチームを立ち上げ、
がっつりと楽しくやっていましたが、6年ほどやって、
土日に僕が行けなくなることも多くなったのと
若手メンバーも、結婚など環境の変化で集まりがいまひとつに
なっていたので、まとめる立場としてメンバーに申し訳なく、
僕の性格的にもだらだらせずに思い切って休止しました。
その後、16年間、また、代表者ではなく1プレーヤーとして
いろんなチームに参加してきてここ数年で気付いたことは
<あの頃の自分は、まだチームをまとめる資質が備わってなかった>
<浅はかで甘いところばかりだった>ということです。
思い返せば、こんなこともできたとか
まだまだ既成概念にとらわれていたとか、
野球的にも心の部分でも勉強不足だったなとか。
だからこそ、この16年間、いくつものチームで気付き、学んだことを糧に、
この<星涼>を理想のチームにできる気がしています。
今度のメンバーには、40代も多いので、
フィジカルの衰えはやってきて当然ですが、
それでも、<じゃあどこをどうすればまだ伸びられるか>
を、多角度からみんなで話し合っていこうではありませんか。
僕が言うとか、誰から言うとかではなく、
昔から言われている既成概念にとらわれず、
独自の視点で実践的に、気付いたことを提示したり、考えを述べたり、
工夫しあったり、吸収したり、そんな、野球研鑚の場を目指しましょう。
20人のメンバーの中には、ほとんど<シロウト>の方も3人ほどいます。
一方、甲子園出場1人を筆頭に、高校都大会決勝まで上がった1人など
(大昔なのでいまや……ですが、笑)ハイキャリアの人も少々、
など、野球経験、実力もさまざま。
でも、草野球場でときおり見かける
<ガタイのいい経験者がゴロゴロ>というチームとはむしろ対極で
ごく平均的なオヤジ草選手が中心で、まあ、ぱっと見は、
<中の中〜中の下>あたりに見られるでしょう。
ユニフォーム以外は(笑)。
高校卒業まで一度も野球部に所属したことのない僕は、
誰にも野球を教わったこともなく、自己流と独学で
ヘタにもかかわらず、ただ草野球が好きだからと、
グラブ1個さらしに巻いて、
様々な環境・状況・レベルのチームでプレーもし、運営もやってきました。
野球エリートとはほど遠いところで<平均的な草野球の事情>の中で楽しみつつ、
<ヘタはヘタなりにうまくなりたい>という気持ちはわかるつもりです。
そして、草野球は、相手チーム以外に、
<仕事>&<家庭>という強敵も常に相手にしなければならない。
ここが、草野球の草野球たる、難しさであり奥深さです。
メンバーの中で、野球系ライター、編集者もいて
土日になかなか来られない人もいます。
それ以外の仕事で、まだ、来季どれぐらい参加できるのか
未知数は人もいます。
が、僕なりに、<この人には入ってほしい>とピンときた人には
それでも参加して頂くことにしました。
自分で言ってはなんですが、いいやつらが集まったと思っています。
なにしろ、<一緒に野球を楽しめる性格>
を最大のポイントとして声をかけたので。
ちなみに、実は、星稜のOBにはもっと入ってほしかったのですが
就職決まって、業種や勤務地でNGになった人もいたり、
家庭、勤務地、野球かけもち困難などでなかなか。
で、連絡が12月まで延びてしまいすみません。
結局、立ち上げメンバーは、たまたま、星稜中野球部出身の2人に。
東君は、高校はソフトボール。世代は、山本省吾2年で準優勝時の3年。
宮崎君は高校のマネジャー。→こんな経緯。
などなど、年齢も、経験も、実力も、仕事事情も、出席頻度も
みんないろいろですが、各人が、他者を尊重し、
野球というスポーツを、自分を、
一緒に高め総合的に楽しむ。
そんな意識を持ち続けましょう。
★立ち上げにつき連絡事項山のようにあり(笑)
このメールのあと、
【ユニフォーム発注について】
【名簿について】
【立ち上げミーティングについて】
【会計について】
と順次メールしていくので、それらは必ず返信をよろしくお願いします。
参考までに、僕の草野球史を(笑)。
細かいのや助っ人常連などもっとありますが主だったところを簡単に。
こうみていくと、立ち上げが好きみたい(笑)。
で、最期の地は、立ち上げの場で。
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●18歳、新小岩の中華屋常連チーム「ODDS」立ち上げに最年少で参加。
●19歳、バイト先である御茶ノ水の巨大名曲喫茶「丘」の野球部立ち上げ役。
●バイト先隣のジャズバーc「NARU」チームにたまに。
●21歳、芸大3浪で断念後に入学した「ジャーナリスト専門学校」で野球部創設、
初代・主将から、初代・学生監督を。
同行野球部はずっと後に、東京都大会で、準優勝、優勝から全国大会出場も。
●22歳、バイト先「時事通信社運動部」の野球部参加。
●22歳、同時期、新宿早朝リーグ、中井の中華屋さん「芳葉」チーム。1年だけ。
●25歳、講談社『PENTHOUSE』野球チーム参加。
●28歳、狛江で優勝し、都大会2回戦まで進んだ、唐津出身者中心チーム
「梁山泊ファルコンズ」で数年間多摩川へ。
●31歳、『Hot Dog PRESS』通販関連業者さんのチーム「PRA」参加。
●33歳、日芸OB中心「トレボンズ」に参加、熱い気持ちでチーム意識改革を。
毎週先発し、年間120イニング投げるという、
プロ野球1軍ローテ入るぐらいの数を数年間投げ続ける、選手として最充実期。
このあたりから、<本気で>草野球を極めたい、向上したいという欲が出てくる。
★38歳、自分のチーム「ブルー・オレンジ・スタジアム」創設。
ジャーナリスト専門学校野球部OBだけのチーム、そこそこ強かった。
6年ほどしっかり運営。監督兼プレーヤーとして新たな経験を積む。
●44歳、文春野球部には10年ぐらいずっと参加。
●44歳、杉並リーグ「バファウツ」参加。
●47歳、新宿早朝リーグ「バンディッツ」に4年ほど、
平日早朝と土日を両方で40試合以上に。
●52歳で、知り合いが誰もいないネットで知ったチーム「ブラックジャック」に入団。
2年間みっちり毎週。しっかり運営のいいチームだったが諸事情で解散。
●54歳、解散の一部メンバーでの新規チーム「ブルーフェザンツ」
立ち上げに1年契約(笑)で参加。
●54歳、シロウト多めのチーム「ROCKS」立ち上げに参加、主将的に。
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【ユニフォーム発注店】
★もともとよく行ってましたが
「ベースボールナイン」島本氏紹介でアシックス営業の方から
話しを通してもらっあるので、割引率がいいのです!
下北沢「ベースボールマリオ」
店長・澤木さんに。
ブログ
ツイッター
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【チーム名】
星涼
【設立】
2016年3月
【モットー】
*マナー、運営、向上心、ハート、真剣味、楽しさを兼ね備えた、
<草野球チームの理想郷>を目指す。
*相手へのヤジ、審判へのクレームは、絶対にしない!
【チーム構成】
*石黒謙吾の草野球仲間、仕事仲間、知人、高校後輩に声をかけ、
23歳〜55歳まで。
■20代ー4人
■30代ー6人
■40代ー8人
■50代ー1人
平均年齢ー37・3歳
硬式部活経験者ー12人
軟式部活経験者ー3人
部活未経験者ー4人
【年齢順】19人
(2016年3月開幕時年齢)
<背番号>
14 石黒謙吾(55) 投・捕・内 星稜 著述・編集
17 キビタキビオ(45)外・捕 都駒場 ライター・編集
7 熊崎 敬(45) 内 加茂 ライター
18 北爪貴之(43) 投・外・内 東海大高輪台 IT
23 櫻井浩司(43) 内 日大山形(甲)不動産
29 鈴木丈夫(43) 外 船橋旭 出版
16 橋 哲也(42) 投・内 星稜 IT
10 小島将輝(41) 内・捕 北多摩 出版
25 平井祐二(40) 外・捕 関東一 出版
11 沖 高行(39) 投・外・内・捕 小金井工 広告制作
8 有馬大樹(37) 外 都青山 出版
5 東 壮也(35) 内 星稜 放送
19 武山智史(35) 外 長岡向陵 カメラマン
1 菊地高弘(34) 内・外 中大付属 ライター・編集
24 西山裕貴(30) 内 法政二 出版
4 雨本洋輔(29) 内・捕 可児 イラストレーター
3 石井浩亮(26) 内・投 秋田 電機メーカー
2 宮崎健太(23) 捕・内・外 星稜 芸能
13 柴田 崇 (23) 内・投・捕・外 函館有斗 格闘技
【運営】
*日曜日中心、土曜、祝日もありだが、週に1日は限定。
*ただし、1日でダブルヘッダーは有り。
*リーグ、トーナメント等には出場せず、練習試合だけで活動。
*3月第1週から11月最終週まで9か月間活動。12月第1週土曜夜に納会。
*GWの真ん中、お盆は休止。
*年間30試合を最低線に組む。
【活動】
*参加した人は、実力・成績に関係なく、必ず半分は出られるようにする。
*途中交代も、極力平等にする。そのために複数のポジションを守る。
*投手も常に継投の方針でいく。
*捕手も極力交代でバッテリーの組合せ増やす。
*土日なかなか出られないメンバーも、10試合を最低線の目標にしたい。
*試合は、13人揃うのが最低線に。ベンチに4人いないと、きちんと回らないため。
*13人揃わない状況が続くなら新規メンバー増員を。
【ユニフォームについて】
*アシックスのスクールモデル、昇華プリントのオーダーにします。
*色は、一番黄色いヤツです。
*【メンバー全員へ!】サイズを以下の表で選んでおいてください。