水野しずの本仕込みナイト

天才、水野しずに出会ったのは、２０１３年１１月１２日。

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荻窪「６次元」で定期的にやっている、通称「石黒ゼミ」、
発想と編集のワークショップ的トークイベントに、
しずちゃんが友人と共に参加してくれた時。
イベント中、かなりキャラたってるなあと思っていたが、
終わってから毎度おなじみみんなで飲みながら話していたら
これはますます面白い人だと思った。
で、そのときにもらった、薄い作品的冊子というかZINEというかそんなものが
「しずカード大全」。
その場ではみんなと話しててちゃんと読めなかったのだけど
翌日、見てみて、これはキテル！
と軽くショックを受け、動画作品も見たらこれがまた凄くてすぐにメール。
「しずちゃん、天才だね。。。」
こんな逸材であればいずれ本をプロデュース・編集したいと思ったし、
すぐにそうならなくとも、何かしら仕事として成立させたく
早々にお茶をして、文章やら描き溜めたいた絵を借りることに。
その後、よく石黒ゼミに来てくれて、
その奇才ぶりご披露の発想と濃ゆい絵のインパクトに
僕も参加者も毒気を抜かれた如くいつも苦笑含みで唖然。

とかありつつ何度か本の準備やりとりするうちに
講談社ミスIDに輝くという展開！
その後も、独特の才能と魅力にあれよあれよとアイドルとなり
取材受け、イベントほか仕事も激増の売れっ子に。

これは願ってもないチャンスと、今年アタマには
作品を大量にスキャンし、企画書も書き、
本格的に本の企画通しに入ったのですよ。

で、僕ラインで、ここぞという版元に狙い絞ってあたりはじめた。
１社かなりいいところまでいったものの、上のほうでNG.
他の２社も惜しくもってところまでで
僕が夏前から慌ただしすぎて他社に出していくのが追いつかず。

ここで先月思い立ったのが、
＜水野しずの本仕込みナイト＞
版元に対して「水野しずの本作りましょうよ！」と煽る
トークイベントを、ゆかりの地である６次元でやってやろうじゃないのと。
ナカムラクニオさんに話しから、面白いですね！で快諾。

狙いとしては、
イベントで見せているようなアグレッシブな水野しずと、
内面にうごめくストイックかつセンシティブな水野しず、
その両面が見えたら面白いなと。
なにしろ、
＜総合型エンタテイメント施設水野しず＞
ですから、多面性がウリです。
喜劇と悲劇と活劇がいっぺんに観られるような。

というわけで、僕が引き出し役となってみます。
「うちから本出したいです！」と版元が手をあげることを目指します。
まあ、そうならなくても、企画性として面白い。
それに、いずれ本になったら、この実験的な試み自体もいい思い出になるしね。

まだ日程しか決めてないけど、
しず作品をスライドで見てインタビューとかいいかも。
あとは、根ほり葉ほラーとして突っ込みますよ。

★詳細は以下です。

■日時ー１０／１３（火） １９時半〜２２時ぐらい
■場所ー荻窪　６次元
■料金ー１５００円　ワンドリンク付き
■申し込みー６次元にメールを
　　　　　　rokujigen_ogikubo@yahoo.co.jp