新刊著書『7つの動詞で自分を動かす』目次&はじめに
『2択思考』以来、2年ちょいぶりに、思考法系の著書が出ます。
『7つの動詞で自分を動かす』 〜言い訳しない人生の思考法
石黒謙吾,実業之日本社から、1/30に。
●人生を心地よく、ストレスフリーに生きるヒント!
●心と能を能動的に!
山あり谷ありの人生経験、30年の編集者生活での人間観察をもとに送る、
元気が出るアツさ漲るメッセージ。
●動かなければ何も始まらない。
●1億総依存症時代を生き抜くための7つの動詞。
【開ける 分ける 離す 結ぶ ぶつける 転ぶ 笑う】
をキーワードに送る
<論理と情緒が共存した考え方レッスン>
<愚直に動くこと、それは誰だってできる簡単な問題解決法>
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<はじめに 抜粋>
みなさん、口や脳みそが先に動く方ですか?
それとも、手や足や気持ちが先に動く方ですか?
僕は、後者です。さしたる知識も能力も携えていない人間ですが、
なんとか51歳の今日まで、まずまず好きな仕事をやらせて頂いている理由は
この1点につきると思うんです。
会社員には一度もならず(なれず?)フリーランスとして、
泥臭く体験積み重ねるしかなかったから。
<中略>
当然、知識からあふれ出るような高尚なものではなく、こんなことです。
「愚直に動くこと それは誰だってできる簡単な問題解決方法」
それはわかってる、でも少し背中を押してもらいたいんだ
という声が聞こえてきそうですね。では、そのためにできる簡単な方法は何か。
僕は、意識のスイッチをこう切り替えることだと考えます。
<名詞で受動的に考える>から、<動詞で能動的に考える>へ。
<中略>
僕が、地を這うように、愚直に体験した、恋愛、暮らし、仕事、趣味など
べたべたな事例から誰でも自分に照らし合わせられるように噛み砕いていきます。
「経験則と事例から湧き出た、論理と情緒が共存した考え方レッスン」をどうぞ。
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<『7つの動詞で自分を動かす』 目次』
【序章 なぜ動詞なのか】
■「気づき」より「気づく」、「行動」より「動く」。
名詞よりムービングな動詞を刷り込みましょう
■3人の母、実家の差し押さえ、同棲相手失踪。
「泥臭く」動くしかなかった51年
■「1億総依存症時代」に染まらないでください。
目先の電柱だけを見て歩いていきましょう
【第1章 ぶつける】
■「あんまりカワイイんでついてきちゃいました」には
「ぶつける」のエッセンスが2段階含まれています
■「電話かメールしてきたら1万円振り込みます」
こう言われたら動きますよね? では……
■僕の講座での口癖は
「仕事は来なくなってからが一人前」。
■1000回以上企画を断られたからこそ言います。
ただ、たんたんと、愚直にぶつけるだけです
■3人の母親との不思議な縁を感じて動き始めた
『盲導犬クイールの一生』は企画持ち込み11社目で
■人事異動で2年続けて企画がボツに。
6年間かけて残ったのは18万円でした
■殺人事件取材で遺族から塩撒かれても
やるしかないの1択ならば、ぶつかれます
■誰でもできる簡単な向上のためのぶつかり合い。
夫婦ゲンカでストレスフリーの心身を
【第2章 分ける】
■1位小嶋陽菜、2位篠田麻里子、3位板野友美。
あとナシ! 分けないで比べていても……
■「分類トレーニング」の初歩中の初歩。
主観によるランキング作業は意識が明確になります
■分け方を「垂直方向」から「水平方向」に。
世界の70億人は横に広がっている
■つまらない仕事だからと放棄してはソンですよ。
仕事を細分化して向上する喜びを得ましょう
■俯瞰して仕入れ、虫瞰で分ける。
「木を見て森も見る」が理想です
■「雑味」が滲み出ている人は魅力的。
無味無臭な人には打算でしか人が寄ってきません
■小鳥が親鳥の持ってくるエサを巣で待つように、
選択肢を考えないで決定事項をただ待つ人
【第3章 開ける】
■知らない土地でスナックの扉を「開ける」。
店内が見えないからこそワクワクするんです
■「あいつは腹の中見せないからなあ」
自分の心に向けてもそのセリフ言ってますか?
■うまいインタビュアーはスーッと相手の心を開かせます。
それは自分の心をどんどん先に開いていくから
■開けるための脳からの指令は好奇心。
他人のおすすめでは喜びは浅いのです
■SNSは、自動ドア。
僕たちが意識の上で開けるべきなのは、手動ドア
【第4章 転ぶ】
■自分から転びに「いく」気迫は相手に伝わる。
コマンドやスキルでは圧倒的な思いは届きません
■「かっこ悪いとこ見せたほうがいいんだって」
高級クラブでもおしぼりで首をふく人のモテ方
■フォローされずに転んでしまう。
自力でふんばっても転ぶ。どちらを選びますか?
■「心が折れ」るは再生不能ということ。
根っこから倒れないと大きい木にはなれません
■地殻変動エネルギーはためないように。
「喜怒哀楽が激しい性格」おおいに結構です
【第5章 結ぶ】
■「つながろう」と煽るだけで気分よくなっていた人、
被災地に行って本当に「結んだ」人
■あなたという磁石は何でも引き寄せていませんか?
これが好きだという発信がないとそうなります
■「人脈は『作って』から仕事するんじゃない。
仕事して『残る』もの。卑しいやつが多すぎる」
■準備いっさい不要、日常の最良な脳内トレーニング。
経済の話をあえて合コンのネタで説明するとか
【第6章 離す】
■僕の「座右の思考」は、20年前に出会った禁煙の本から。
檻が開いていたら出たくはならないのです
■不要なモノやコトやヒトや感情との距離を
能動的に離していきましょう
■SNSは、別れが訪れない世界。
モノよりもデジタル系の断捨離を考えたいのです
■「執着」は「離す」に関わる重要なキーワード。
自分の執着との距離を捉えてみましょう
【第7章 笑う】
■能動的な笑い。受動的な笑い。
笑いのサイボーグ化を危惧しています
■「バカ話しばかりしてる人は急にマジメな話しが……、
マジメな話しばかりしてる人は急にバカ話しが……」
■愚痴をこぼす人の顔に
祖母のくしゃくしゃの笑顔が重なる
【終章 見返りを求めず】
■心の向きはいつも一方通行でいいんです。
相対を捨てて、絶対的な喜びに
■炎天下、ゴザを敷き「包丁研ぎます」。
あのおじいさんは幸せそうでした
■自分を動かす根っこにある動詞は「捧げる」。
対価を求めず他者への感謝から始まります