金髪にしました
偉大なる14学年後輩、松井秀喜引退会見の日。
2012/12/28、金髪にしました。人生初。
★★2013/1/30,2度目のブリーチできれいな金髪に ↓ これ
★★これが、12/28の
(この画像ではオレンジに見えますがもっと金に近いです)
僕、26歳からずっと白髪染めしてるんです。
ってことはもう25年になるということに。
高校生ぐらいから耳の上あたりにちょこちょこ出始めた白髪。
なにかといろいろあった子供時代につき
相当ストレスあったんだろうと大人になって思うのですが
そんなことからでしょうね。
参考↓
自分史 激動でもないけど普通とも言い難い半生(はんまな、ではない)
その後も順調に白い部分は増え続けていたところ、
講談社『PENTTHOUSE』編集部の山上さんがある日
「石黒、白髪染めしちゃえばいいじゃん。オレもやってるよ」
とさらっと言ってことで、ああそうかと何気なく染め始めた。
それからは律儀に月イチ強ペースで染めてます。
普通にそうやって生きてきて金にするなんて、実行数日前まで考えたこともなかった。
でも、スキンヘッドにしようかとは3年ほど前から考えてました。
大多数の人に訪れてしまう、頭髪の減少問題(笑)。
ちなみに、アデランスのタイアップ記事広告担当3年やってまして
そちら方面の知識(笑)、詳しいです。
僕はさほど極端ではなかったけど、45歳ぐらいからな、
ジワリジワリとボリュームは減少してました。
そこで、「0か100」思考が強い僕としては
一気につるんとしてしまえ!と構想中だった。
自転車日本1周に出かける2015年4月には間違いないとして
その前でも早めにやろうかなと思ってた。
12月下旬、仕事が相当追い詰められ、
なぜか数年に一度とか強烈な寂しさに襲われる時が重なって、
精神的にかなりしんどかったのです。
ある日、テレビで小朝さん見てたカミさんが、
「スキンヘッドじゃなくてあんなのにすれば? 箭内さんとかもそうだし」と。
カミさんはさんざんオレが、スキンヘッド似合わないと言ってたし。
丸顔でやさしそうとか、クールなイケメンは似合うけど
あんたじゃ、ただコワくなるんだよと。
それは自覚ありましたハイ。
そうだね、それもいいねとすぐに7割方決心。
やるならたしかにこのタイミングで年内にばしっといくかと。
そう思いながらも、チャラくなるよなあ、と若干逡巡してもいました。
そして迎えた、美容院アポ取った日。
朝のニュースで松井引退を知る。
21年間、心の支えだった選手が世界の舞台を去る。
言語化できないほどの寂しさが。
野球選手としてというより、
偉大なる同窓生としてというほうが大きいけど。
会ったことはないけど、これほど自分の精神に影響与えた選手はいなかった。
講談社の契約編集者を辞して、
さあこれから自分はどうなるんだという不安だらけの春の日、
入団すぐの二軍戦を観に行った。浦和のロッテ戦。
すぐ目の前で見たすさまじいホームランを見て、
ああ、オレはなんとかなるかもしれないと思った。
そんなことを考えていたら、電車内で涙。
そして気持ちは固まった。今日金にしようと。
美容師さんは、同じ年の横小路さんで、この人になんと25年切ってもらっている。
表参道のアクロスという店。
表参道に店出したのが27歳で、『Hot Dog PRESS』の
自分が担当したページでお店を紹介した縁から。
取材したライターさんがすごくいい人だと言うので
同じ年なんてすごいなと、切りにいってウマが合ってそのまま24年。
なので、お互い気遣いなしで思うがまま話します。
石「横小路さん、今日ね、金が銀にばしっとしたいんですけど! これからずっと」
横「うーん。白髪染めしてるから、色抜けないですよ。
いったん伸びきって白くなってからにしたら?」
石「もう気分的にどうしても年末の今日やりたいので、ぜひ!」
横「茶色と金と黒と白がまざって、きったなくなるかもだけどいいすか?
保証しませんからね(笑)」
石「いいんです! 今日いきたいので!」
と無理を言ってやってもらったら、
横「予想よりすっと落ちた」とのことで、なんとなくオレンジぐらいには。
3ヶ月ぐらいかけて白髪染めが伸びきったら、もっと金っぽくなるらしい。
ただ、白髪も相当あるので、金と銀で、根元は黒もという感じになるでしょう。
実は、この日まで、みんな金色に染めてるんだと思ってたら
抜くだけなんすね!!
本当は銀にしたかったけど、抜いて銀になる人はめったにいないんだという。
三原色である、C(シアン=青)、M(マゼンタ=赤)の2つは抜けても、
Y(イエロー)はまず落ちないんだと。
印刷のようなことなんだと、勉強になった。
というわけで、次に会っても驚かないでください。
2年はこれでいきます。
自転車日本一周は面倒なのでスキンヘッド。
戻ったらそのままか、金かなあ。
いろいろ心機一転で、来月は52歳の誕生日を迎えます。
今年はがんがん飛ばします。