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2010.10.26 発想法&思考法部

「2択」の基礎メソッドーAKB48、EXILE、社内の異性

しばらくの間、2択思考の短期連載といってみますと書いておきながら
また少し停滞してしまいましたが今日からいきますよ。
先週さらっと書いた→2択思考のサワリにある2つのポイント。

■<散らばっているものから2つを選ぶ>のではなく<長いヒモから境目を選ぶ>
■<いい・わるい>ではなく<好き・きらい>

はまず最初にご理解いただきたい大事なポイントなので説明していきます。

「生きるべきか、死ぬべきか。それが問題だ」
というハムレットの、というかシェークスピアが生んだ
人類史上もっとも有名な2択セリフ。
これ、昔流行した<究極の選択>のようでいて実は全然違います。
なぜなら、2つに1つの選択でありながら、
はっきりとゾーンに分けられ、境目が意識できます。
しかしたとえばよくあった究極の選択の例。
「お金持ちのブサメンと貧乏なイケメン、どっちがいい?」
というものにはゾーンが認識できません。
もちろん境目などない。
これが、「ルックスはどうでもよく年収1000万ないと結婚しない」ならば
境目によってアリナシのゾーンはわかるので
すっきりした2択思考です。
ちなみに、そんな女はけっとばしてやりたくなるという
僕の気持ちも関わりたくない人ゾーンということですっきり。

この、選択する行為の基本のキ、長いヒモから境目を選ぶ行為、
「ゾーン分け」を練習するために、誰でも対応でき楽しい教材が、
<異性の好み>。

たとえば、AKB48やEXILEのメンバー中、
<デートできるならするコ>と<デートできてもしないコ>
(デート、じゃなくてもいいですよ、と小声でお伝えしておきます)
を分けてみる。


ある人は48人すべてするかもしれないし、0かもしれない。
24人ずつ、47と1,40と8、いろいろでしょう。
EXILEなら、13と1,5と9とか。

社内やクラスの異性でも同じ。
たとえば、あなたの中学校の同じクラスの異性を思い出し、
「もし向こうから付き合ってと言われたら付き合うのは誰と誰」
(付き合う、じゃなくてもいいですよ、と小声でお伝えしておきます)
と思い出してみてください。
たぶん、そう多い人数にはならないのでは。
え、なるって?(笑)。はいはい。。。

で、まず分けてみて、並べたところで、ゾーンが形成されます。
これが即ち、2択となっています。

つまり、ある一定の枠組みの中から、
設定した基準によってAとBという2つのゾーンに分ける。
すると対象となる枠組みの中での境目がわかる。
そこで分析をすれば自分の尺度が見えてくる。

ひらたく言うと、
「オレ、やっぱり、リスっぽいコが好き」
とか
「私、センの細い感じはダメみたい」
とかそういう自分の好みが見えてくるのですよ。

まず俯瞰し、比較し、分類。
そのうえで、相関関係を分析、全体をマッピングする。
それが僕の分類的思考なのですが
誰でも入れるのが「2つに分ける」という入口。
材料は身近で興味あることでやっていきましょう。

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