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2010.4.8 女性タレント部

「アヒル口」考察 『SPA!』の取材受けて

昨日、日中、『SPA!』の取材で2時間みっちり、
ツイッター→まつゆう で唐突にひのき舞台に飛び出した「アヒル口」の取材を受けた。
このブログ書いた後、そのチャート作成に入るところ。

よくこういうムーブメント系のネタを雑誌が取り上げると、
「今ごろ、ださいよねー」と上から目線、したり顔で話している人いるけど、
あれ、あえて、ですからね。
計算して遅らせるディレイ方針のほうが、売れ行き的によかったりするのです。
というわけで取材のアタマに担当編集者が
『SPA!』編集部では、“TV Bros.の2〜3週間遅れがちょうどいい”という
自虐的!?コメントから始まり。

テーマ分析もの取材は、自分も楽しい。
求められるネタに向き合って考えてるうちに、
自分なりの解釈、見解、考察、定義付け、などがもくもくと湧いてくるから。
もちろんそれが正しいなんて言えないけど、
まだ一般的には言われてないだろうと思う見方を提示できた時は、
誌面になる云々ではなく、自分の思考のストックができたなと満足する。
雑誌記者編集者として自分が8年間こういうことをやっていたので、
他に登場する人との「並び」のバランスも含めて、
担当者がこんな方向のコメントほしいだろうなあ、
と想像したところにはまった時は相手が身を乗り出してメモに勢いが増す。
それを見るのがさらに嬉しいこと。
『an・an』の取材では、心理的なお題に対してコメントする事が多いけど、
よくまあ、こんな手を替え品を替え、重箱の隅をつついた
似て非なるテーマを絞り出してくるもんだと編集部サイドにも頭が下がるし勉強にもなる。

で、アヒル口。
あんまり書き過ぎると『SPA!』に悪いので、
話して出てきたキーワード程度を並べときます。
マトリクス、ベン図、レーダーチャートと3種類のチャートと、年譜、
作るので、コメントがわかりやすくなるはず。

【分類王的な考察キーワード】
●「男ウケのアヒル口と、女ウケのアヒル口」
モデル系は男ウケしていない。

●「口角が上がってるか」→これ、男ウケの基本ね

●「口の幅」→たとえば、山口百恵は、横幅あり、口角上がってない、アヒル口で、
顔という面で見れば、万人ウケの男ウケではない。

●「唇の上下の大きさバランス」→幅がなく、下のほうが丸っぽく大きめは男ウケ系。

●「口以外では、黒目の割合とほほぼねが男ウケポイント」
顔以外のファクターもあるので、男ウケアヒル口の要件を満たしていても
男ウケしない顔がある。モデル系に多し。
男にウケる目は大きさでなく黒目の割合が大きい犬顔。

●「この人が萌える、から、この萌えポイントがいいへの時代の変化」
メガネ女子、メガネ男子とかから。

まだいろいろあるけど、さすがにこれでMAXな情報かもなので
このへんで。

興味ある方は、あとは買って読んでもらえると嬉しいなあ、4/19売です。

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