東京スカパラ座椅子オーケストラ
<商品紹介>
【特徴】ノリのいいSKAサウンドを奏でる10卓組のグループ座椅子。トランペット、トロンボーン、アルトサックス、テナーサックス、バリトンサックス、ギター、ベース、キーボード、パーカッション、ドラムスの楽器10種が各卓に付いている。
【機能】ひじ掛け部分が2つの楽器となっていて、座面に座り左右どちらか好きな方を演奏する。ただし曲はSKA限定。上級者では両方同時演奏も可能。
いつどこでもプレイはできるが、ステージに上がってから「どっこいしょ」と座ると一段といい音が。
【用途】お茶の間でみかんを食べつつのんびりしながら、SKAでノリまくりたいときに最適。また、センスのいいホールやライブハウスでは、すべての客席に、この座椅子を取り入れたところも。
【使用上の注意】白、黄色、青などのスーツやジャケットでキメて座っていただくのが望ましい。
【ラインナップ】85年に開発されてから23年間で、グループの各卓は何度も入れ替わったが、現在の10卓の名称は次の通り(前述の楽器順に)。NARGO、北原雅彦、冷牟田竜之、GAMO、谷中敦、加藤隆志、川上つよし、沖祐市、茂木欣一。
【関連商品】マンボをパーカッションで鳴らす「パラ座椅子山元」、歌えるし作曲もできる「座椅子和夫」、昔の脇役的演技ができる「座椅子一郎」。
【サービス機能】立ち上がる時に座り心地のよさを拍手で褒めると、自動的に1曲演奏してくれる。
【対象購買層】巣鴨に集うおじいちゃんやおばあちゃんを中心に、高い年齢層の主婦も。
<開発プロセス>
【開発秘話】1985年に、腰痛に悩みながら和と中米の文化の癒合を模索していたパーカッショニスト・ASA-CHANGが開発した。初期メンバーの、ドラムスの青木達之、ヴォーカルのクリーンヘッド・ギムラのふたりは他界している。
<販売>
【販売戦略】老人ホームで、耳の遠い方々に、ホーンの音をけたたましく響かせる演奏販売。
【キャンペーン】商品に座った老人たち10人が、ホーンを振り回し、汗を飛び散らせながら、たまにはゴホゴホせき込みながら熱いステージを繰り広げる全国ツアーがスタートする。
<広告>
【キャッチコピー】「もうソファなんていらない」「あなたのミュージックシーンを床から」
【広告文面】トーキョー・スカで侠気をキメた座椅子で、もうあなたは、腰痛とおさらば! ゆったりらくらく夢の安心スカライフが待っています。
【訴求ポイント】都会的でハイセンスなサウンドと、ほっこりした家庭の匂いのマッチング。
【起用タレント】きんさんぎんさん
【出稿番組】「素人のど自慢」
【CMソング】「誰よりも君を座椅子」(松尾和子+和田弘とマヒナスターズ/1960年)。
<展開>
【ニューモデル】今後も、新たな卓との入れ替わりなどの可能性はじゅうぶんにありうる。
【協力団体】キョードー東京、ローソンチケット
【類似名称商品】「東京スカトロ大好きオーケストラ」というマニアックなSM道具。