ホルモン好きと足つぼマッサージの関係
2007年9月のメルマガあいさつ文からちょい改稿。
「食べ呑み部」的でもあるネタで。
2007/9/6
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みなさん、焼き肉屋では、外肉派? ホルモン派?
そして、マッサージは、カラダ派? 足ツボ派?
まず肉の件。
僕は年々、外肉を頼まなくなってきた。
外肉ってのは便宜上僕が勝手に呼んでるだけだけど、
ローストかカルビとか、内臓以外のいわゆるごく普通の部位のこと。
若い頃はどんな肉でもワシワシ食べていたけど、30歳を過ぎた頃、
まずロースは重く&甘く感じてアウトに。
けれどカルビは香ばしいなと、まだ食べてはいた。
しかし40歳を越えて、カルビももったり感じ始めて、
ここ5年ほど、行きつけの店ではいっさい外肉を頼んでいない。
「よく行く食べ物屋は?」と聞かれてぱっと答えるのは
渋谷にある「ゆうじ」というかなり小さな店。
ここには、月1〜2回平均ぐらいですが18年前から通っている
最上級に入れ込んでいるホルモン屋。
知る人ぞ知るちょいと有名なここでは
外肉もかなりのレベルのものを出すけど、僕のオーダーは内臓しばり。
いっしょに行く人には申し訳ないとは思いつつ。
ホルモン(塩味ーレモンで食べる)は絶対で、
あと、ハツ、ミノ、レバ刺、ハツ刺しあたりも必ず。
さらに、シビレ、コブクロ、フワ(肺ね)とか、豚のタン(1本まんまで出てくる)とか、
さらに変わったところも盛り合わせで少しずつ……。
あー、いますぐ食いてー!
取り乱したところで、話はマッサージの件に移行。
若い頃から凝り性で(特に首)よく指圧やマッサージにかかっている。
昔は、街中のマッサージ業としては「カラダ」しか対応していなかったもの。
そこへ「足ツボ」が登場して20年近く経つだろうか。
今やごく普通に街でもサウナでも見かるようになった足ツボコース。
そして、焼き肉同様そちらにも僕の嗜好に変化が表れ始めたのは10年ほど前。
最初は〈カラダ40分に、足20分〉と足はオマケだったけど、
だんだん〈足40分に、カラダ20分〉と逆転し、
しまいには〈足だけ60分〉とか、カラダナシも珍しくなくなった。
「足の裏を押してほしい!」と体が叫ぶんだ!
で、肉とマッサージの関係に。
このホルモン好きと足ツボ好きは深く因果関係があると思う。
飲みながらの雑談だったか医者から聞いたのかよく覚えてないけど(えらい違い……)
「自分の弱っている内臓を食べるといい」と聞いたことがある。
たとえば、酒飲みなら肝臓をいじめてるからレバーを食えってこと。
心臓弱めならハツ、胃ならばミノ、センマイ、ギアラ、
子宮はコブクロ、ということ。
調べてないけど、肌身感覚としてだけど、その時大いに納得。
そして、ご存知のように、足の裏は内臓のツボだらけ。
いつもすごく痛くて「ぐわ〜〜”””!!」とか叫んでる僕は
たぶんいろいろなところにダメージきてるんじゃないかと。
食べ物もマッサージもこうして内臓へ内臓へと向かっているなと感慨にふける
健康ヲタク46歳は、今日もまたゆうじでホルモン食べてから足ツボに行ってみたり。
でも、ゆうじでホルモンとともに流し込まれる大量のアルコールを分解するのに、
我が五臓は悲鳴をあげ、
そのダメージは足つぼマッサージの効果をはるかに凌駕しているに違いない。