アインシュタインが日本で受けた衝撃とは
アルベルト・アインシュタイン(1879年〜1955年)
Albert Einstein
ドイツ出身の理論物理学者でありお笑いタレント。数々の業績を残し天才と呼ばれるアインシュタインだが、言語に障害があり、5歳まであまり言葉を話さなかったらしく、大人になっても時折赤ちゃん言葉で話すことがあったと言われている。5歳の時に方位磁石に興味を持ち、9歳でピタゴラスの定理、12歳でユークリッド幾何学に出会い熱中した。
1905年に「特殊相対性理論」の論文を書き上げ、「一般相対性理論」を1916年に発表。その功績から1921年にノーベル物理学賞を受賞する。そして、1922年、日本人科学者や知識人たちの強い願いで来日し43日間滞在。ここで彼は、人生の後半を大きく動かすものを目にすることとなる。それは、志村けんが出演するテレビ番組であった。
ブラウン管の中では、志村けんがバカ殿に扮し、手の平を水平に伸ばして咽喉に当てている。そして、おしろいだらけの顔で目を向き言葉を発する姿にアインシュタインは衝撃を受けた!
「アイ〜〜〜ン!」「こ、こ、これだ! 私が待ち望んでいた素粒子物理学的芸風は! このネタは世界の物理学会を揺るがすに違いない!」こう叫んだ彼はすかさず画面の前でマネをして自分のモノにしたのだった。しかも同時に、手のひらを咽喉に当てる速度を見て「重力は空間を歪める」という一般相対性理論の概念を裏付けたと言われている。
そしてこれ以降、彼はお笑いタレントとの両立を目指し始める。周囲は研究に専念してほしいと反対するが、アインシュタインはその意見を頑として聞き入れようとはせず、いつも赤ちゃん言葉になってこう語っていた。
「アイ〜〜〜ンをしゅたいんだじょ〜」「アイ〜〜〜ンをしゅたいん」「アインシュタイン……」。 なお、有名な舌を出している彼の写真は、志村の顔マネをしているところであり、アイーンのポーズはCGで消されている。