シベリア抑留・絵画が記録した命と尊厳
絵・勇崎作衛、構成・石黒謙吾/彩流社



あなたや家族がこの収容所にいると想像してほしい





2016年8月1日発売
2300円(税別)
144P(カラー72P モノクロ72P)
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冷凍庫より寒い地で、死に至る労働と飢え。
人としての尊厳とは? 死者は6万人とも34万人とも……。

87枚の油絵と体験記で綴られる壮絶な3年間


戦後、まだ終わらない戦争があったーーー シベリア抑留は悲惨の一言でした。
私の記憶に残蘇る1コマ1コマは地獄絵と言っていいものです。丸3年間で体験
し見聞きした出来事をできるだけ多くの人に伝えよう、残りの人生をそのことに
費やそう……。私がそう決意したのは65歳の誕生日を迎えた時です。サラリーマン
ならもう定年だな……と思った時、半世紀近く前の抑留生活のことが、あらためて
走馬燈のように蘇ったのです。あの壮絶な日々を世に遺すことはシベリアの地に
眠る同胞たちに対する私の務めだとも思ったのです。(勇崎作衛)


絵:
プロデュース・構成:
デザイン:
写真:
編集:
協力:
制作:

勇崎作衛
石黒謙吾
川名潤(Pri Graphics)
森隆志
出口綾子(彩流社)
石黒貞彦
ブルー・オレンジ・スタジアム