盲導犬クイールの一生
写真:秋元良平 文:石黒謙吾/文藝春秋

「人間らしい歩き方を

思い出させてくれた」

書評メルマガ「Webook」に紹介された文面はこちら

<クイールに関係するサイト>
関西盲導犬協会全日本盲導犬使用者の会クイールの部屋(文春)

 
 
映画

2004年春休み
ロードショー
配給:松竹
画像をクリックすると
中がご覧いただけます

01年4月5日発売
1500円(税込)152P
こちらで買えます
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amazon(文庫)
<生まれ落ちる瞬間から、息をひきとるまでをモノクロームの優しい
写真と文章で綴る、盲導犬クイールの生涯。静かな感動の記録!>(帯より)

「産ませの親」である繁殖ボランティア、「育ての親」であるパピーウォーカー、
「しつけの親」である盲導犬訓練士、
それぞれのもとを経て、盲導犬として使用者と暮らし始める。
そして、『人間らしい歩き方を思い出させてくれた』との言葉を残して、
パートナー(使用者)はこの世を去った。
その後、クイールはどのように生きたのか。

「盲導犬は、ただ道を教えてくれるだけと思っていましたが、でも違いました。
いっしょにいるだけで気持ちを明るくしてくれる。友だちなんですね」(本文より)

94年に読者として出会った写真集、『盲導犬になったクイール』
に出合った時の心の揺れから、多くの人の力をいただき、
この本を世に出させてくれることで結実したような気がします。
犬ブームもとどまるところをしりませんが、
盲導犬のことも少しでも理解してもらい、育成の体制が整い、
盲導犬はもちろん、聴導犬、介助犬、セラピードッグなど
アシスタンスドッグ全般を待ち望む人たちの力になることの
きっかけになれば幸いです。

とにかくこれは社会的意義という意味でも、ぜひ読んでいただきたい1冊です。

本書の売上の一部は、盲導犬の育成および盲導犬使用者を支援するために使われます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
*クイール誕生
*育ての親、パピーウォーカー
*トレーニングのはじまり
*盲導犬として
*新しい仕事
*さよなら、クイール
文:
写真:
装丁・本文デザイン:
版元担当:
石黒謙吾
秋元良平
関口聖司(文藝春秋)
藤田淑子