『命を賭けた最終ピリオド 一ガンとアイスバックスと高橋健次
国府秀紀・文 石黒謙吾・構成 /角川書店

余命1年を宣告された男が
命と引き換えに
日本のスポーツ界を変える!


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2001年9月27日発売
1200円
280P
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「ZONE」(TBS系)で4回にわたって放映され話題騒然!
11月下旬に、第5回目の放送が予定されています。

古河電工アイスホッケーチーム廃部の危機を乗り越え,
市や県、そしてさまざまなひとに支えられ誕生した、
市民クラブ「日光アイスバックス」。
誕生から2年目、再建に尽力した男がガンで余命1年の宣告を受ける……。
今なお、残された時間を懸命にバックスに捧げる高橋健次の生き方を、
本人含め数々の証言で綴る、3年間の感動の記録。

…………高橋は、涙ながらに続ける。
「俺が余命1年という宣告を受けたにもかかわらず、
死の恐怖を感じることがないのはすべて友人のおかげ。
バックスの選手、スタッフはみんな仲間。
この仲間を大切にして戦えば、どんなチームにだって勝てる。
一番大切なのは、仲間を大事にすること。
今後、いろいろなことが起こると思うけど、
つらい時は俺のことをいい方向で思いだして頑張れ」
 話し終えた高橋が部室を出ようとすると、選手全員が出口に並び、
高橋に握手を求める。
「いつまでも泣いてちゃ、駄目だろ」といいながら、
高橋の目からまた大粒の涙がこぼれる。
選手の手から、闘志と祈りが、高橋に伝わる……。(本文より)

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第1章 市民クラブ日光アイスバックス
第2章 万年最下位チームが与える夢
第3章 3億5000万円への試練
第4章 すい臓ガン告知。余命1年
第5章 市民クラブの苦悩
第6章 二度目の廃部
第7章 夢、続く限り……


文:
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協力:
制作進行:
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国府秀紀
石黒謙吾(ブルー・オレンジ・スタジアム)
中野一弘(ビーンズ・ワークス)
吉田茂一(角川書店)
照井 論、大久保邦孝(才)
西 繁(角川書店)
藤田有希子(角川書店)