ケニア、チベット、ブラジル、中国、フィンランド、ミクロネシア……
30年間で18ヵ国を巡り、取材・撮影のフィールドワークを続けてきた
立教大講師が送る、出産の現状と問題提起。
●日本にも昭和初期まであった幻の産小屋が現存する!? トップレスの島の生活になじんだ
●38歳で13人目を産んだマリアが別れ際に流した涙は16才から22年間の出産への思いか
●産婦の腰をさする掃除のおばさん。スタッフみんなで出産に寄り添うカソリック教会が運営する病院
●難民キャンプで生まれる赤ちゃん。物乞いをしなければならない妊婦の姿に胸が締め付けられる。
●五体投地をして旅をする巡礼の途中で赤ちゃんが生まれるのはよくある話。大地にひれ伏し大地に産み落とす
●マタニティ・ヨガを教え、お産に寄り添う強い味方、欧米で広がる仕事。ドゥーラとともに産む出産
●ネイティブアメリカン・ナバホ族の病院では、シャーマンが東の空へ安産の祈りを捧げる
●代理出産と卵子提供。「産んでくれた代理母には心から感謝しています」
●フリースタイル出産の原型はアフリカに。誰に教わらずとも陣痛のやり過ごし方を身につけている見事な身体性
●「昔はサウナでお産したもんですよ。わたしの父もサウナで生まれました」さすがサウナの国フィンランド!
|