日本は、
G・D グリーンバーグ/彩流社


日本人以上に日本を愛し、憂慮する、
アメリカ人老教授のクレバーな視点



2012年5月27日発売
1500円(税別)/192P
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G・D グリーンバーグ氏のツイッターは
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ヒューマニズム、ユーモア、レジスタンス
気骨溢れる発言集
<慣習、政治、教育、言語、音楽、エンタテインメント…>

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米国から日本に求められた全ての「規制緩和」は日本人の生活を「束縛」した。
米国から日本に求められた全ての「自由化」は日本人の生活を「不自由」にした。

日本人の女性の美しさ。「近くにいくのに化粧をして着飾る手間と金を惜しまない」と世界の女
性に称賛される。しかし世界の女性は小声で囁く。「なぜ? 美しい黒髪の色を変え、きれいな
地肌を化粧品で隠し、体臭もないのに香水をつける。なぜ?」

「スーパークールビズ」を一気に加速させる方法。「クールビズ」という言葉を取り下げ、スーツ
&ネクタイを「ホットビズ」と名付けるのだ。ネーミングは特別な方に付けられる。「クールビズ」
が普通、「ホットビズ」が特別・異常にするのだ。昔、新幹線に「禁煙車」があった。今は「喫煙
車」だ。

「民営化」→「米営化」
「規制緩和」→「米国への規制緩和」
「自由化」→「米国が自由にできる化」
「構造改革」→「米国の思うがままの構造への改革」
「国際化」→「米国化」

私が原発や米国への批判を書いたときには多数の肯定意見が寄せられるが、
戦時中に日本軍が中国や韓国にしたことを追及するコメントには
とたんに批判や誹謗が寄せられる。
少なくとも私にとって、これが2011年日本の水準だ。


<G・D グリーンバーグ氏 プロフィール>
日本在住34年の元大学教授。
1929年アメリカ・サウスカロライナ出身の83歳。
日本人以上に巧みな日本語で、社会、政治、慣習、思考、教育、文化など、
歯に衣着せぬシャープな見解を発信しつづける。
ヒューマニズム、ユーモア、アイロニー、レジスタンスなどを込めた
多彩で気骨溢れるメッセージがツイッターでも注目を浴びた。

著 :
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G・D グリーンバーグ
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出口綾子(彩流社)
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