デザインって何? 会社って何をするところ?
人に想いを伝えるには何が必要?
カリモクのソファ、ACEのカバン、ホウトクの椅子、ユーズドGマークなど、
デザインとリサイクルを融合した新事業、D&DEPARTMENT PROJECTで、
日本のものづくりの原点を蘇らせたデザイナー兼社長の考える日々。
・仕事は結果がすべてという人がいるけれど、仕事は過程がすべてのような気がします。
・会社をステージの上と考える。役者はステージでは練習しない。
・頼まれないとデザインをしない。そんなデザイナーは いりませんよね。
・名刺をもらって1週間後にそれを見て、顔が浮かばなかったらゴミ箱に捨てます。
・「始める」には「ワクワク」が、「続ける」には「責任」という楽しさがあります。
・デザイナーは生活者はデザインに関心が深いと、信じ込んでいる。
消費者はデザインの勉強などしていない。
・なんだかわからないけれど、早くやる必要もないのに、急いでいませんか?
この本の中には、あなたの仕事、会社、デザインに対する考え方、
そして、人との関わり方を少し変えるヒントが、きっとあります。
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田舎にあるようなリサイクル屋を出発点に、
都心にあるようなデザインショップをやってみる。
企業のデザインコンサルティングをやりながら。
デザイン好きなお客さんをショップを持って接客してみる。
ナガオカケンメイとは、そんな人であり、やっているのはそんなことです。
〈〈 中 略 〉〉
デザイナーをやりながら、リサイクル屋として引き取りにも行く。
新商品を開発しながら、復刻商品のめんどうも見る。
デザインを頼んできた人に、デザインをしないほうがいいと説得する。
そんなデザイナ−が日々、笑い、怒り、感動した日記を
本にまとめました。 (はじめに より)
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