自閉症の画家が世界に羽ばたくまで
〜亡き母の想いを継いだ苦闘の子育て 〜
石村和徳 石村有希子 絵・石村嘉成/扶桑社


暴れる、泣きわめく、発語がない…
「療育」が花開いた感動の物語

11歳で死別した母が遺した、胸を打つ子育て日記も

わが子を「暴君」にしない
「愛情あふれる、つきはなし」

版画がフランスの美術展で受賞!


2021年8月4日発売
1600円(税別)
244P(カラー16P)
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自閉症の息子を社会に出られるように苦闘の子育てを続けた感動の物語。
11歳のときにがんで他界した母が遺した、胸を打つ子育て日記も。
NHKでも取り上げられた、フランスでもコンクール受賞に輝いた
自閉症の画家・石村嘉成さんは、1歳2ヶ月で自閉症診断され、暴れる、
泣きわめく、発語がない…など、両親の苦闘の子育てが始まる。
すべてを息子の「療育」に捧げた母親・有希子さんが他界したあとは、
和徳氏が、仕事と両立させながら苦闘の「療育」を続けた。
嘉成氏はいまや世界に羽ばたく画家に。

自閉症は<障がい>ではなく人間のタイプのひとつ


【1章】
自閉症の宣告 「療育」での意識改革

【2章】
母の献身、付き添い授業 そして死別……


【3章】
父が背負った「療育」 変わった息子


【4章】
父と子でがんばる喜び 人生を変えた版画


【5章】
アートで自立の道 母の想いは永遠に




石村和徳(いしむら・かずのり)

1960年生まれ。愛媛県新居浜市在住。2歳で自閉症と確定診断された
息子の子育てに夫婦で取り組む。シングルファザーとなってからは、
会社経営の激務と両立させながら、嘉成氏が高校生のときには
3年間無遅刻無欠席で一緒に自転車で登下校するなど、
苦闘の「療育」を続けた。現在は嘉成氏の個展の企画や、
「療育」についての講演会にも取り組んでいる。


石村有希子(いしむら・ゆきこ)

1965年生まれ。幼児期に「話せない、暴れる」など自閉症の症状が
出始めた息子を、どうやってしっかりと社会に送り出せるか、
心を鬼にして「愛にあふれた、つきはなし」で接するなど、献身的に
「療育」に挑み、多数のレポートを残す。小学校では毎日教室で授業に
付き添うなどしていたが、嘉成氏が11歳の2005年に、がんで他界。


石村嘉成(いしむら・よしなり)

1994年生まれ。生後2歳で自閉症による発達障害と確定診断が。
両親の愛情と努力、療育センターでの指導などを受け成長し、
高校は一般受験で入学。高3の授業で描いた版画が評価され、
創作活動を始める。2013年に第2回エコールドパリ、浮世・絵展
ドローイングコンクールにて優秀賞を受賞。以降、各地で個展を
開くたびに入場者記録を塗り替え、メディアでも多数取り上げられている。

著:
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企画・プロデュース・編集:
構成:
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DTP:
制作:
石村和徳 石村有希子
石村嘉成
石黒謙吾
熊崎敬
大久保かおり(扶桑社)
吉田考宏
大島祐紀子
藤田かおる(ユニオンワークス)
ブルー・オレンジ・スタジアム