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2010.3.2 女性タレント部

「カワイイ」の新3基準は「黒目」「口角」「ほほ骨」

異性の顔に対する、自分の好みを明確に言えますか?
対象の内面性を一切省いて考えてください。
飲んだ時などしょっちゅうこう話を振ってみるのだけど
「形としてこう」とすぱっと言い切れる人はごくまれ。

わからないと言われたら、次にこう聞く。
「誰でもいいから子供の頃からでいいので、好きな異性タレント3人あげて」
だいたい、3人聞けば共通点が3つはわかるので
今度僕に会った人はまず聞いてみて(笑)。
わかったからなんなんだと思うでしょうが、
これがまた意味あるんだって。

まず、すごく好みの顔で、性格が嫌いとかの時、あきらめがつく。
それから、フラれたら、まだどうしようもなく好きだけど
物理的にそうなんだからしかたないんだよね、
とか、分析した自分がいるという客観視によって
冷静さを取り戻させることもある。

まあ別に役に立たなくても、
話が他角度に広がって盛り上がるよね。

ではなぜみんな自分の好みを把握していないかと言うと、
標本を積み上げて考えてこなかったからだ。
自分の好みを可能な限り思い出して列挙してみよう。
といきなり聞いてもピンとこないだろうから、
まずは、僕が2001年に書いた『Title』(文藝春秋)
「カワイイ特集」記事の好きなタレント自分史を。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[心の歴史を彩ったタレントたち]

大川栄子(キイハンターの若いほうね)
西崎みどり、中野良子、奈美悦子、大原麗子、
< 麻丘めぐみ>、栗田ひろみ
(ここまで小学生)

<手塚理美>、<<伊藤蘭>>、浅野温子、宮崎美子、 美保純、川上麻衣子、
浅野温子、大場久美子、古手川祐子、田中祐子、田中美佐子、
(このあたりまで中学生)

(高校時代は伊藤蘭以外に目が行かず)

荻野目慶子、高井麻巳子、鳥越マリ、水島裕子、菊池桃子、
<森尾由美>、岡部まり、石田ゆりこ、<仁藤優子>、<森高千里>、山口智子、
桜井幸子、<<設楽りさこ>>
(このあたりまで独身、20代)

和久井映見、高橋里華、高橋由美子、西野妙子、飯島直子、鈴木京香、
篠原涼子、松嶋菜々子、永井美奈子、渡辺満里奈(この時代以後)、佐伯伽耶、
広末涼子、前田亜希、<矢田亜希子>、<藤崎奈々子>、鈴木あみ、
優香 、松たか子、石田ゆり子、
稲森いずみ、坂下千里子、阿部美穂子、宇田麻衣子、幸田まいこ、 酒井彩名、 井川遥、
(ここで40歳)

<   > =エポックメーキングだった人
<< >> =人生を変えた人

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これ以降はあらためてこの「女性タレント部」で書くとして、
こうやって並べてみれば、
さすがに誰でも必ず自分の好みの共通項が見つかるはずだ。
ちなみに、ここでは誰でもわかるようにタレントにしているが
自分用ならクラスの花子ちゃんとか太郎君も混ぜていってもでもいい。
あくまで性格などは無視。
パーツを比較検討する感じ、モンタージュ的にクールに見ること。
そうすれば、好みの一貫性が見えてくるのであるあるあるある!(エコー希望)

僕の場合、こんなことを20歳の頃やって答えをはじき出した。
それが、、、、

「黒目がち」「口角が上がっている」「ほほ骨が出ている」

少し正確に表現すると、
「眼球が見える部分のうち黒目が占める割合が多い」
「目の下の骨がある部位が盛り上がって目立つ」
「口の両端の切れ目が上に向かって伸びている」

となる。

寛政の三美人
の頃は、藤びたい、うりざね顔、おちょぼ口だったが
平成「カワイイ」の新3基準
「黒目」「口角」「ほほ骨」
とイシグロ総研は独断的に発表シル!
というかただの自分の好みなんだけど
実際、男人気系の女性タレントはここにかなり近いものがあると思う。

この記事周り関連、ネタだらけなのでまた次回に。

/////////////////
↓『Title』(文藝春秋) 2001/5号より自分の記事、参考に

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