logo
2010.4.1 イヌ部

「センパイ」の名付け話&梅干しからシソが

昔のメルマガあいさつ文をアーカイブチェックしていて
うちの豆柴「センパイ」が来た頃の話があったので名付けの話とかを。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2006/3/2/thu

戌年の1月3日。ついに我が家に犬がやってきた。
この戌年というタイミングは、計算していたわけではない。
犬がお腹を壊して、家に来る日が半月延びたからという偶然で、だ。
小型犬なら飼っていいというマンションに引っ越して3年ちょい。
いつかいつかと延びていたが、仕事の延長で遊びに行った
伊豆「DOG FOREST」で出逢って背中を押されたように。

さて、飼うことが決まった10月からスタートした作業は名付け。
もちろん、カミサンと合意せねばならないわけで、やんわりと打診。
最初は、当然こういきますよ。
「ラン」
気安く呼び捨てにしてみたいといいう願望が拭いきれない全キャン連残党。
「女の子だし、ちょうどいいんじゃない?」
「  ダ  メ  」
カミサン、理由も言わず目も合わせず却下。

そりゃそうだわな。じゃあ進む方向を変えよう。

「<豆柴桟橋>はどうかな?」(念/竹芝桟橋)
 一蹴である。
「じゃあ<柴俊夫>は?」
返事なし。

こんな不毛なやりとりが続いていって、
ひと月ほど、折りにふれてだらだら話しつつ、
夫婦間でコンセンサスを得た候補が2つに絞られた。
「ポッケ」と「ぺろ」だ。
すると、それを聞いたカミサンの友だちが「ぺろ」はエロいという。
この人、立派な大人の女性だ。
そんなそんな、「ぺろ」がエロいのならば、もうなんだってエロいでしょう。
日常生活是エロの洪水。
「ぬいぐるみ」わーエロい!
「ポテトサラダ」やばいよそのエロさ。
「DVDレコーダー」わ、わ、わ、わ、エ、エ。。。
「永六輔」それはほんとに え ろ い。
と何を耳にしてもエロくなってくるので、頭を品行方正に切り替えてさらに悩む。
そして突如思い浮かんだ名前に満場一致(2人)で決まった。
その名は、

「センパイ」

設定としては2コ上の先輩。メスなので、不良だけどキレイで憧れる先輩だ。
「ファンタ買ってこいよ!」みたいな極道風味が望ましい。
この名前、さすがにコンパクト…いや、インパクトはあって、
おおむねDカップ好評だが、飼う立場での難点がひとつ。

 “怒りにくい”

「センパイ、ダメでしゅよ〜」
プレッピーアイビーで決めたヤクザみたいで、なんだかしまらない。

ではイメージを固めるために先輩の特徴などをつらつらとあげてみよう。
まずこの「センパイ」、若干猫背なのである。犬なのに。
似ている芸能人として「小西真奈美」であるとこにカミサンが気付く。
たしかに激似だ。小西さん、スマン。会ったことないけど。
しばらくして、また違う人に似てきたとカミサンが言うので誰か訊ねてみると。

 「間寛平」

(現在注:子犬の頃の写真参照)

かわいいはずの「センパイ」に微妙な距離を感じ始めたのはその日からである。

「センパイ」の特筆チャームポイントのひとつに、
キレイなオシリの穴、いわゆるアヌスがあげられる。
キアヌス・リーブスも真っ青、いや真っ赤のフレッシュなシズル感。
この、しっぽの根元にちょんとくっついているかわいいシワシワの菊が、
僕には「梅干し」に見えてしょうがない。
そしてある日、この「梅干し」から、ひょろ長い「しそ」が垂れ下がっていた。
間近で鼻をつまんでのぞき込むと、それは風呂場で食べたであろう
「髪の毛」だった。

↓ ちょうどその頃、この本進めてました。
犬がいたから

この記事をシェアする

LIKE! LOVE! INTERESTHING!